登山口ではつながっていたのに、山道へ入った途端に圏外になった。
山で通信が切れると、地図や天気の確認、家族への連絡ができず困ってしまう。

この記事では、モバイルWiFi・衛星通信・テザリングを比較し、山で使う通信手段の選び方と
圏外対策を紹介して行こう!
ポケットWiFi選び|山でも繋がる選び方4選

ポケットWiFiを選ぶ際には、利用可能エリアや通信速度、接続の安定性が重要。
これらを比較検討すると、自分に最適なポケットWiFiを見つけられる。

ポケットWiFiを選ぶときは、利用シーンを明確にして
比較する。
- 利用可能エリアの広さで選ぶ。
- 通信速度や接続安定性を考慮した選び方。
- オフラインで使えるアプリの活用。
- 衛星通信やモバイルバッテリーの活用。
選び方次第で、日常や旅行先での利用の利便性が大きく変わる。
①|利用可能エリアの広さで選ぶ

利用可能エリアの広さは、ポケットWiFiを選ぶ際に最も重要なポイントの一つ。
都市部での利用だけでなく、地方や山間部などでも電波が届くかを確認しよう。
出張や旅行で、様々な地域を訪れる場合は、エリアが広い通信キャリアを選ぶと安心。
また、都市部と地方の両方をカバーするモデルを選ぶことで、移動中も安心して利用できる。
- オンライン会議や動画視聴なら高速モデルを選択。
- 安定性重視なら複数バンド対応機種を検討。
- 選び方のポイント|プラチナバンド対応
- 登山での衛星通信やモバイルバッテリーの活用。
②|通信速度や接続安定性を考慮した選び方

ポケットWiFi選びでは、通信速度と安定性が使用目的に直結する重要なポイント。
利用目的に応じて、高速安定型かコスパ重視型のポケットWiFiを選ぶのが最適。

通信速度や安定性を考慮して、自分に合ったWiFiを選ぼう。
圏外対策には、電波の強さ・通信速度・プラン内容を考慮したポケットWiFi選びが重要。
圏外対策におすすめのポケットWiFi
- 選び方のポイント。
- おすすめのポケットWiFi紹介。
圏外対策のポイントを押さえると、山間部や地下でも安心して利用できる製品を選択できる。
③|選び方のポイント|プラチナバンド対応

山奥やへき地など、都市部に比べて電波状況が厳しいエリアで利用しやすいWiFiサービスを選ぶ際には、
通信エリアの広さ・つながりやすさ・安定性が重要。
- プラチナバンド対応で電波の届きやすさを重視。
- クラウドSIM対応で広範囲での利用が可能。
- 登山での衛星通信やモバイルバッテリーの活用。
- データ通信量の制限条件をチェック。
プラチナバンド対応機種は”(※1)”電波に強く、クラウドSIMは”(※2)”広範囲で使える柔軟性が魅力。
④|登山での衛星通信やモバイルバッテリーの活用

携帯電話の電波が届かない山では、衛星通信が予備の連絡手段になる。
対応するスマホやサービスなら、空が見える場所からメッセージや位置情報を送れる場合がある。
ただし、対応機種や使える機能は事前に確認しておこう。
また、電池切れに備えてモバイルバッテリーも必要だ。
省電力モードを使い、防水袋や体に近い場所で保管すると、雨や寒さから守りながら使いやすい。
ワンポイントアドバイス
①|事前のオフラインマップダウンロード
衛星通信が繋がる状態であっても、地図データ自体のダウンロードは容量が大きいため
登山前に完了させておく必要がある。
②|機内モードの併用
衛星通信を使わない移動中は「機内モード+GPSオン」に設定しておくと、基地局の電波探しによる
無駄な電池消耗を最小限に抑えられる。
「山小屋Wi-Fi」とは?

「au Starlink 山小屋Wi-Fi」は、携帯電話の電波が届きにくい山小屋でもインターネットを
利用できる、KDDIとWi2(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)のサービス。
通信には衛星通信サービス「Starlink」を利用し、山小屋に設置されたアンテナを通じて
Wi-Fiを提供している。
2024年7月には、日本百名山などを中心に約100カ所の山小屋へ提供場所が拡大した。
※利用できる山小屋は変更される可能性があるため、出発前に公式サイトの対応「山小屋一覧」を確認しよう。
山小屋Wi-Fiの利用料金

- auユーザー:無料
- 最大24時間:600円(税込)
- 最大2時間:300円(税込)
※2026年9月20日時点
※ココ注意 👉 UQ mobileおよびpovoの契約者は無料の対象外。
※有料プランはスマートフォン・タブレット専用。
※お支払いにはクレジットカード情報の入力が必要。
接続方法

- 対応する山小屋で、初期接続用SSID「Entry」に接続。
- 画面の案内に従って設定(プロファイル等)をインストールする。
- 指定されたSSIDへ切り替えて接続。
- auユーザー:「0001au」。
- その他のユーザー:「yamagoya_Wi2」。
- ※利用する端末やOSによって、接続するSSID名が異なる。
- iOSでは「yamagoya_Wi2」、Androidでは「yamagoya Wi2」と表示される。
- Androidは「_(アンダーバー)」ではなく、スペース区切り。
- 機種やOSによって表示や設定手順が異なる場合があるため、現地の案内や公式マニュアルに
- 従って設定してね。
※山小屋によっては、節電などのため夜間~早朝にWi-Fiの電源を落とし、利用できない時間帯がある。
利用可能な時間は、現地の山小屋でご確認しよう。
WiFiが圏外になる主な原因

①|基地局が近くにない(最大の原因)
- 登山道や山奥は人が住んでいないため、そもそも基地局が設置されていない。
- 各社のエリアマップは「屋外で使える見込みの範囲」なので、マップ上でエリア外の場所では、
機種や契約を変えても解決しない。
②|地形で電波が遮られる
- 谷筋、尾根の裏側、山の反対側は、基地局が見えず電波が届かない。
- 携帯の電波は直進性が強く、山や斜面に遮られやすい性質がある。
- 同じ山でも、山頂は開けていて繋がり、登山口や谷底は圏外ということがありえる。
③| 周波数帯の違い
- 低い周波数帯(プラチナバンドと呼ばれる帯域)は遠くまで届き、障害物にも比較的強い。
- 5Gの高い周波数帯は届く範囲が狭く、山間部では4G/LTEのほうが繋がりやすい傾向がある。
- 端末や契約が対応していないバンドは、そのエリアでは使えない。
④| 樹木・建物・車内などの遮蔽
深い森、山小屋の建物内、テントや車の中では、電波が弱まり、屋外の見晴らしのよい場所では繋がるのに
屋内だと圏外になることがある。
⑤| 端末側の要因
- 省電力モードでの通信制限。
- SIMの設定不良や、対応バンドの不一致。
- ルーターのアンテナ性能の差。
- 電池残量の低下。
WiFiが圏外になる|主な原因の対策
- 行く前に、契約している会社のエリアマップで、その山・ルートを確認する。
- 圏外前提で、地図や情報を事前にダウンロードしておく。
- 電波が届かない場所が多い山では、衛星通信など別の手段も選択肢に入れる。
圏外でも使える|他のネットに接続する手段

事前ダウンロード|出発前、電波のある場所で
地図・登山ルート
- Googleマップ:「オフラインマップ」で、山のエリアを範囲指定して保存する。
- アプリでプロフィールアイコン ➡「オフラインマップ」。
- 「自分の地図を選択」で範囲を指定してダウンロード。
- 登山地図アプリ(YAMAP、ヤマレコなど):アプリ内で、対象の山の地図やルートを
事前ダウンロードする。
オフラインでも、GPSで現在地の表示ができる。
機能の細かな条件やプランは、各アプリの公式情報で確認。 - 紙の地図とコンパスも併用すると安全。
- スマホは、電池切れや故障のおそれがある。
その他
- 天気予報、山小屋・バスの時刻、緊急連絡先などは、スクリーンショットやPDFで保存。
- 音楽や動画など、楽しみたいコンテンツも事前に保存。
- 機内モードにして電池を節約し、モバイルバッテリーも用意する。
衛星通信|電波がない場所での連絡手段
衛星通信対応の専用端末
- 専用端末(例:Garmin inReachなど)は、携帯の電波なしで、位置情報の共有やメッセージを送信、SOS発信。
- 購入またはレンタルに加え、通信プランの契約が必要になる場合が多い。
料金や対応地域は、必ず公式サイトで確認する。
スマホの衛星機能
- 一部のスマホ(iPhone 14以降の緊急SOSなど)や、キャリアの衛星サービスで、空が開けた場所からの緊急連絡が可能な場合がある。
- 対応機種、対応エリア、使える機能(緊急用に限るか、通常のメッセージも可か)は機種・契約によって異なる。私は現時点の各社の最新条件までは確認していないため、公式情報で確認。
登山や外出先で使いやすい|モバイルWiFi3選
ネオチャージWiFi

- 特徴: ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリア回線に対応でエリアに強く、クラウドSIM方式を採用しており、利用場所に応じて最適な回線を自動選択で、最大20時間の連続使用が可能。
- メリット: 工事不要で端末が届いたらすぐ使え、契約期間の縛りなしで、必要な分だけデータを
チャージして利用できるため無駄がなく海外でも利用可能。 - 公式情報:ネオチャージWiFi公式サイト
BIGLOBE WiMAX|DOCK 5G 01

特徴:5,400mAhの大容量バッテリーを搭載し、取説には約9時間通信と表示。
メリット:付属ドックに置けば、充電しながら有線LAN接続もできる。
デメリット:本体は約198gと重く、持ち運ぶときに負担を感じやすい。
※BIGLOBE WiMAXの評判?口座振替OK|縛りなしの実力を検証
Monster Mobile|Macaroon SE Pro

- 特徴:クラウドSIMと物理SIMの両方に対応し、最大8台まで同時接続できる。
- メリット:3,100mAhのバッテリーを搭載し、連続使用時間は最大35時間、外出先でも
長時間使いやすい。 - デメリット:Wi‑Fiは2.4GHz帯のみで、5GHz帯には対応していない。混雑した場所では通信が
不安定になる可能性がある。
※公式サイト「Monster Mobile」
※連続使用時間は実験値であり、電波状況や接続台数によって短くなる場合がある。
国内・海外で使えるWiFiレンタル3選
| サービス名 | 主なプラン | サービス内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| グローバルWiFi | 300MB/日~無制限(韓国の例) | 世界200以上の国と地域に対応 | 空港で受取・返却可能。受取手数料550円 |
| WiFiレンタルどっとこむ | U20:1日496円、30泊31日7,430円 | 空港・コンビニなどで受取可能 | 1日3GB。短期利用向け |
| 縛りなしWiFi | 10GB:通常月額2,178円 | 契約期間の縛りなし | 5カ月目まで実質月額1,980円 |
※グローバルWiFiは、渡航先の現地通信会社の回線を利用する。
※プラチナバンド対応端末は電波が回り込みやすいものの、山間部では圏外になる場合がある。
利用前に各サービスの対応エリアを確認しておきたい。
FAQ|よくある質問

ポケットWiFiに関するよくある質問と、それに対する解決策を以下にまとめてみた。
Q1|圏外でもWiFiがあれば使える方法
WiFiの活用方法を知ることで、圏外の環境でも快適に通信できる。
- ポケットWiFiを使う際の注意点。
- 圏外でもつながるWiFiの選び方。
- 山間部や田舎での利用方法。
- 登山時の通信手段。
WiFi機器を活用するためには、地域や用途に合ったサービスを選ぶのが重要。
次に、それぞれの状況に応じた具体的な方法を解説する。
Q2|ポケットWiFi 圏外 直し方
ポケットWiFiが圏外になる原因と対策を紹介しよう。
多くの場合、ポケットWiFiが圏外になるのは信号の弱い地域や、電波干渉が起きている環境が原因。
- 電波の強い場所に移動する。
- WiFiルーターを再起動。
- アンテナの位置を調整する。
- 契約キャリアのエリア確認。
建物内で電波が弱いときは窓際に移動し、改善しなければキャリアに相談するのが効果的。
Q3|Starlink Roamは山でも使えますか?

Starlink Roamは、人工衛星を利用する持ち運び可能なインターネットサービスだ。
携帯電話の電波が届きにくい場所でも、対応エリア内で空が開けていれば利用できる。
キャンプなどの移動先でも利用できますが、専用アンテナやルーター、電源の確保が必要。
周囲に高い山や木などの遮蔽物があると、通信が途切れたり接続できなかったりする場合がある。(starlink.com)
そのため、一般的なモバイルWiFiのように、端末をポケットに入れたまま通信するサービスではない。
Q4|スマホのテザリングでパソコンやタブレットを接続できるの?

スマホのテザリングについて表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テザリングとは | スマホをWiFiルーターのように使ってPCや タブレットをネット接続する機能。 利用回線はスマホのモバイル回線(4G/5G)。 |
| 種類 | WiFiテザリング 一般的に複数端末を接続可能 。 USBテザリング 有線接続、安定通信、充電しながら利用可能 になる。 Bluetoothテザリング 省電力、速度は遅め。 |
| メリット | 外出先でもPCやタブレットを接続可能 – 工事・専用ルーター不要 で、USBなら安定した通信が可能。 |
| デメリット | データ通信量を多く消費し、速度制限に注意。 スマホのバッテリー消耗が早く、 接続台数が増えると速度低下しやすくなる。 |
| 注意点 | 契約プランによってはテザリング制限あり、海外利用時は高額請求の可能性があるため事前に料金を確認する。 |
| 参考資料 | 総務省「我が国の移動通信トラヒックの現状」で、国内のモバイルデータ通信量の推移を確認できる。 |
Q5|モバイルWiFiを持って行けば、山でも必ずつながる?
いいえ。モバイルWiFiは携帯電話と同じモバイル回線を利用するため、回線の電波が届かない場所では
接続できない。
複数の回線に対応するクラウドSIM端末でも、すべての回線が圏外なら通信できないため
登山前に対応エリアを確認する。
山間部では通信できない場合に備え、登山地図やGoogleマップを事前にダウンロードし
紙の地図も用意しておくと安心。
登山や山間部でWiFiを利用する場合は、エリアマップなどで使いたい場所の電波状況を必ず事前に
チェックしておくと安心だね。

まとめ

圏外でもWiFiを利用する方法は、使用環境やデバイスの選び方に大きく左右される。
ポケットWiFiや外部アンテナ、レンタルWiFiなど、多様な選択肢を活用すると様々なシーンで快適に通信できる。

最適なWiFi機器と設定で、どこでも快適な通信環境を
作ろう!
山間部や田舎、登山中など、圏外の場所でも活用できるWiFi選びは重要。
利用環境を見極め、適切な方法で接続を確保する。
ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリア回線に対応でエリアに強く、クラウドSIM方式を採用しており、利用場所に応じて最適な回線を自動選択で、最大20時間の連続使用が可能。
