「家のWiFiは繋がってる。でもPCは有線LANで繋ぎたい。同時に使えるルーターってあるの?」
ここに辿り着いたあなたに、最初に答えだけ言っておく。
今使ってるルーターでも、普通にできる。
「え、そうなの?」って拍子抜けしただろ?

ネットで調べると「メトリック値が…」「二重ルーターが…」「WAN側ポートが…」って専門用語の
嵐で、結局よくわからないまま諦める人がほとんどなんだ。
でも、これだけは断言する。
この記事を読み終わる頃には、家のネット環境を
自分でどうにかできるようになってる。
同じ思いをしてほしくないから書いてる。
それだけ、20分付き合ってくれ。
無線LANルーターはWiFi + 有線LAN

無線LANルーターはWiFi専用機ではない
無線LANルーターは「WiFiを飛ばすだけの機械」
ではなく、家庭内ネットワークの中心装置なんだ。
背面のLANポートにケーブルを挿せば、有線接続も複数台使える。
有線LANを使ってもWiFiは同時に利用でき、スマホは無線、テレビやPCは有線と分けて使える。
つまり、WiFiと有線LANをまとめて扱える家庭内ハブとして働いている。
以下の表を見てくれ。
| 機器 | 接続方法 |
|---|---|
| iPhone | WiFi |
| 妻のiPad | WiFi |
| ノートPC | WiFi |
| デスクトップPC | 有線LAN |
| リビングのテレビ | 有線LAN |
| PS5 | 有線LAN |
無線LANルーター1台で、WiFiと有線LANの両方を同時にまかなえる。
LANポートが3〜4個あれば、テレビ・PS5・PCを有線、スマホ類は無線という使い分けができる。
「WiFiか有線のどちらか一方だけ」という制限ではなく、両方を併用できる仕組みだ。
まずはルーター背面を確認し、空きLANポートにケーブルを挿せば有線接続を追加できる。
【ルーターの種類によるLANポート数の違い 】
一般的な光回線用の無線LANルーターはLANポートが「3〜4個」あるのが標準。
コンセントに挿すだけのホームルーター(例:Speed Wi-Fi HOME 5G L13など)の場合は、仕様上LANポートが「2個」までの機種が主流。
もし、あなたがホームルーターをメイン回線として使っている場合、3台の機器を有線接続するには、必ずスイッチングハブが
必要になる。
有線LANを増やすなら、世界シェアNo.1のTP-Link製が圧倒的に高コスパ。
速度低下を防ぐギガ対応で、オンラインゲームや高画質動画も安定してる。
設定は一切不要!ルーターと繋ぐだけ。
スイッチングハブ
ここだけは勘違いしない!「1台のPCが
両方同時通信」はできない

1台のPCでWiFiと有線を同時に使って速度を合算することはできないが、両方を繋いでおくこと自体は可能だ。
実際に通信に使う回線は、Windowsが自動で最適な方を選んでくれる。
本当に便利なのは、機器ごとにWiFiか有線かを自由に選んで1台のルーターにまとめられる点だ。
スマホはWiFi、PCやテレビは有線といった使い分けができ、家全体の使い勝手が一気に良くなる。
なぜ有線と無線を使い分けると最高なのか

WiFiだけで使う人は多いけど、安定性には限界がある。
何年か前、Zoom研修中に回線が切れて私は、大きなストレスを感じたので、その後BIGLOBE WiMAXに乗り換えた。
今までと比べ、使い心地は約80%まで改善。
会議中に切断されることはなくなり、日々のストレスも減った。
ただし夜の混雑時間帯は、どうしても速度が落ちることがある。
そんな時、窓際に少し移動するだけで、WiFiが一気に安定する。
普段は無線、大事な場面だけ有線にする使い分けが一番ストレスを減らす。
| 利用シーン | おすすめ接続 | 理由 |
|---|---|---|
| Zoom・TeamsなどのWeb会議 | 有線LAN | 途中で止まると困るから、安定重視。 |
| オンラインゲーム | 有線LAN | ラグると勝負に響くから、有線のほうが安心。 |
| テレビで4K動画を見る | 有線LAN | 映像が止まるストレスを減らす。 |
| ベッドでスマホを使う | WiFi | ケーブルを気にせず、好きな場所で使える。 |
| ソファでタブレットを見る | WiFi | 場所を変えながら使えるのが一番ラク。 |
| プリンターを使う | WiFiでも有線でもOK | 設置場所や対応機種に合わせて選べば問題ない。 |
ルーターを買うなら|この3つだけチェック

そろそろ買い替えようかな?って人のために、選び方を教えよう。
家電量販店の棚、似たようなのが20種類くらい
並んでて、もう何見ていいか、わからないだろ?
でも本当にチェックすべきは3つだけだ。
それ以外は無視していい。
①LANポートは4つ以上あるやつを選べ
まずこれ。妥協するな。
ルーター裏のLANポート、最低でも4個は欲しい。安いモデルだと1〜2個しかないやつがあって、買った後に「足りない…」って後悔することになる。
- デスクトップPC
- テレビ
- PS5・Switch・Xbox
- レコーダー
- NAS
ほら、すぐに4個埋まるだろ?
「今は1台しか繋がない予定」でも、必ずあとで増える。
これは断言できる。最初から4ポート以上を選んどく。
後で泣かなくて済む。
②WiFi規格はWiFi6以上
以下のように、記事にそのまま使いやすい形で整えられる。
| 比較項目 | WiFi6 | WiFi6E | WiFi7 |
| 正式規格名 | IEEE802.11ax | IEEE802.11ax | IEEE802.11be |
|---|---|---|---|
| 対応周波数帯 | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHz/5GHz/6GHz | 2.4GHz/5GHz/ 6GHz |
| 最大通信速度(理論値) | 最大9.6Gbps | 最大9.6Gbps | 最大約46Gbps |
| 最大チャンネル帯域幅 | 160MHz | 160MHz | 320MHz ※主に6GHz帯 |
| 電波干渉の受けにくさ | △ 2.4GHzは混雑しやすく、5GHzはDFSの影響を受ける場合がある | 〇 6GHz帯を使えるため、従来帯域より混雑を避けやすい | ◎混雑・干渉時の安定性を高めやすい |
| 障害物への強さ | 〇 2.4GHzを使えば壁に比較的強い | △ 6GHz帯は高速だが、壁や距離に弱くなりやすい | 〇 電波そのものの貫通力は周波数次第。MLOで安定性を補いやすい |
※最大通信速度は理論値。実際の速度は、ルーターや端末の対応規格、アンテナ数、設置場所、壁の有無回線速度によって大きく変わる。
WiFi7の性能を活かすには、ルーターだけでなく接続する端末側もWiFi7に対応している必要がある。
WiFi5はすでに古く、今から買うと数年以内に買い直しになる可能性が高い。
最低でもWiFi6、余裕があればWiFi6E・WiFi7を選ぶと5〜7年は安心。
特に多台数の家庭では、WiFi6以降の同時接続の強さが安定性に直結する。
③有線LANの速度規格は将来を見て選べ
これは見落とされやすい。
スペック欄にこう書いてある。
- 「LANポート: 1000BASE-T」→ 最大1Gbps
- 「LANポート: 2.5GBASE-T」→ 最大2.5Gbps
今1Gプランなら1000BASE-Tでも足りる。
でも、最近10Gプランが急速に増えてる。
数年以内に乗り換える可能性があるなら、今のうちに2.5GBASE-T対応を選んでおく。
差額なんて数千円だ。後悔の方が高くつく。
ただし、ルーターを2.5Gbps対応にしても、LANケーブルが古いと意味がない。これも後で詳しく書く。
Windows11で同時に使う設定は「ケーブル挿すだけ」
ここから実戦編。
「設定難しそう…」って身構えてる人、安心しろ。Windows11はケーブルを挿すだけで両方動く。
本当にそれだけだ。難しい設定なんて何もない。
手順はたった3つ

- ルーターのLANポート(LAN1〜LAN4のどれでもいい)にケーブルの片方を挿す。
- もう片方をPC側のLANポート(イーサネット端子)に挿す。
- 画面右下のネットワークアイコンが扇マーク(WiFi)からモニタマーク(有線)に変わればOK。
これで終わり。WiFiをオフにする必要もない。
優先設定もいらない。
Windows11が勝手に「お、有線来たな」って切り替えてくれる。
有線に切り替わらない時は「メトリック値」をいじる
たまに、ケーブル挿してるのにまだWiFiで通信してるってケースがある。
原因はメトリック値っていう、Windowsが内部で持ってる優先順位の数字だ。
数字が小さい方が優先される仕組みなんだけど、
これが何かの拍子にズレることがある。
気になる人は、手動で固定する。
メトリック値の手動設定
有線LANを優先したい場合は、メトリック値を手動で設定できる。
- Windowsキー + R を同時に押す。
- 小窓に
ncpa.cplと入力してEnter - 「ネットワーク接続」が開いたら、イーサネットを右クリックして「プロパティ」を開く。
- インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)をダブルクリック。
- 右下の詳細設定をクリック。
- 自動メトリックのチェックを外す
- インターフェイス メトリックに「1」など小さい数値を入れてOK。
- 同じ手順でWi-Fi側も開き、Wi-Fiには「10」など、有線LANより大きい数値を入れる。
メトリック値は、数字が小さいほど優先されやすい仕組みです。
そのため、有線LANを「1」、Wi-Fiを「10」にしておけば、両方つながっているときに有線LANが優先されやすくなる。
ただし、普通の家庭利用なら手動設定まで必要がないケースがほとんど。
Windowsは自動メトリック機能で接続の優先度を判断するため、まずはLANケーブルを
挿すだけなので問題なし。
有線LANを挿しているのにWi-Fi側が使われる、社内VPNや特殊なネットワークで意図した回線に切り替わらない。
こうした場合だけ、メトリック値を手動で調整する。
これで有線が最優先、WiFiはサブになる。
ここで絶対に忘れてほしくないのが、IPv6側も同じ設定をすること。
片方だけやってもう片方を忘れると結局WiFiが優先される謎現象が起きる。
再起動するとWiFiが切れる|現象の直し方
これも地味によくあるトラブル。
再起動するとなぜかWiFiが繋がらない。
原因はWindowsが「有線あるからWiFi要らんやろ」と気を利かせて切る機能だ。
レジストリ1行で直る。ただし、レジストリ操作は失敗すると面倒だから、自信がないなら無理にやらない。
それでも困らない人は飛ばしていい。
やる人向け
再起動するとWiFiが切れる|現象の直し方
- Windowsキー + R ➡
regeditでEnter。 - 左の木構造でここまで辿る:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WcmSvc\Local
※WcmSvcやLocalが無かったら、右クリック ➡ 新規 ➡キーで作る。 - 右側の空白を右クリック ➡ 新規➡ DWORD(32ビット)値。
- 名前:
fMinimizeConnections/ データ:0 - PCを再起動。
これで再起動後もWiFiと有線、両方が繋がったままになる。
有線にしたのに繋がらない|遅い時の原因はこの4つ

ケーブル挿したのに、なぜか上手くいかない…。
原因はだいたいこの4つのどれかだ。
上から順に潰していけば、必ずどこかで当たる。
原因①|WAN側のポートに挿してる
圧倒的に多い間違いがこれ。
恥ずかしがる必要はなく、みんな最初は間違える。
ルーターの裏には、LANポートとは別に「WAN」とか「INTERNET」って書かれた穴が1個ある。
色も違うことが多い(青や黄色)。
この穴はプロバイダのモデムやONUに繋ぐ専用。ここにPCのケーブルを挿しても、絶対に通信できない。
これは仕様だから諦める。
【見分け方】
- WAN(INTERNET)ポート:単独で1個。色違い・印字あり
- LAN1〜LAN4:同じ色で。何個か並んでる。
挿し直せば一瞬で繋がる。今すぐ確認してくれ。
原因②|二重ルーターになってる
「プロバイダから機器が届いた後、自分で市販のWi-Fiルーターを追加で買った」パターンの人
要注意だ。
プロバイダ貸与の機器(ONUやホームゲートウェイ)にすでにルーター機能が入ってるのに、その先にさらにルーター機能ONの市販ルーターを繋ぐと
ルーターが2段になって喧嘩を始める。
これが二重ルーターだ。
症状は「なんか遅い」「たまに繋がらない」「特定機器だけ繋がらない」みたいな原因不明感。
これに長年悩まされてた人、本当に多い。
直し方
市販ルーター側を「ブリッジモード」または「APモード」に切り替える。メーカーで呼び方が違うだけで、やることは同じだ。
- バッファロー:本体スイッチを「MANUAL/AUTO」➜「BRIDGE」。
- NEC:「RT」➜「BR」。
- ASUS:管理画面にログインして変更。
切り替えて再起動。これで一発で直ることが多い。
「もっと早く知りたかった」と必ず思うはずだ。
原因③:LANケーブルが古すぎる
これも見落とされる。本当に多い。
実家の押入れから引っ張り出してきたLANケーブル使ってる人、ちょっと待ってくれ。
ケーブルにも規格があって、古いやつは100Mbpsしか出ない。
せっかく1Gbpsの回線を契約しても、ケーブルが足を引っ張ってるってこと、本当によくある。
| 規格 | 最大速度 | 一言 |
|---|---|---|
| Cat5 | 100Mbps | 今すぐ捨てる。 |
| Cat5e | 1Gbps | 最低ライン。 |
| Cat6 | 1Gbps(短距離なら10G) | バランス型。 |
| Cat6A | 10Gbps | 迷ったらこれ買う。 |
| Cat7 | 10Gbps | オーバースペック気味。 |
ケーブル側面に小さく「CAT.5e」「CAT.6A」って印字してあので、今すぐ確認してくれ。
「なんか遅い」と感じてるなら、騙されたと思ってCat6Aに替えてみる。
1本500円。これだけで速度が劇的に変わる家庭、本当に多い。
500円で快適さが買えるなら、買うしかない?
原因④:ドライバ・省電力設定
ハードウェア寄りの問題もたまにある。ここまで来ても直らなければ、これを疑え。
(a) LANアダプタのドライバが古い
デバイスマネージャー ➜ネットワークアダプター ➜有線LANのものを右クリック ➜「ドライバーの更新」
(b) 省電力設定でLANが切れる
同じくデバイスマネージャーでLANアダプタのプロパティ ➜ 「電源の管理」タブ ➜ 「電力の節約のために〜」のチェックを外す。
ノートPCをバッテリー駆動してる時だけ有線が不安定なら、ほぼ間違いなくこれが犯人。
家の中はどう繋ぐのか?

有線にすべき機器
動かない & ネット止まったら困る。
- 🖥️ デスクトップPC:動かさない以上、有線一択。
- 🎮 PS5・Switch・Xbox(オンライン対戦):ラグは敗北だ。
- 📺 テレビ・Fire TV・Apple TV:4K動画は有線が圧倒的に安定。
- 💽 NAS:動画を扱う作業は、有線じゃないと待ち時間がどうしても増える。
- 💼 在宅ワーク用ノートPC:会議で切れて気まずい思いをするくらいなら有線化だ。
WiFiで十分な機器
動き回る or 通信量少ない。
- 📱 スマホ・タブレット。
- 💡 スマートスピーカー・スマート照明。
- 📷 ネットワークカメラ。
- ⌚ スマートウォッチ。
迷ったらこの構成で
- ルーターは家の真ん中に置く(電波が全方向に飛ぶ)。
- テレビ・PS5・デスクトップPCを有線(LANポート4個使い切る)。
- スマホ・ノートPC・タブレットはWi-Fi。
- 2階建てや広い家で電波が届かない部屋があるならメッシュWi-Fiを追加。
この構成なら、家族4人が平日夜9時に全員ネット使っても止まらない。
Netflixを見ながらオンラインゲームして、奥さんはInstagram、子供はYouTube、みたいな余裕だ。
FAQ|こんな事知りたい

はい、今お使いのルーターで問題なく同時に使える。無線LANルーターは「Wi-Fi専用機」では
なく、家庭内のネットワークをまとめるハブのような役割を持っている。スマホやタブレットはWi-Fiで繋ぎつつ、パソコンやゲーム機はLANケーブルで有線接続する、といった併用が普通にできる。
「スイッチングハブ」という機器をルーターに繋げば、簡単にポートを増設できまる。
一般的な光回線用ルーターはポートが3〜4個ありますが、ホームルーター(コンセントに挿すだけのタイプ)は2個以下のことが多いため、テレビ・PC・ゲーム機などをまとめて有線化したい場合はスイッチングハブの導入がおすすめ。
最も多い原因は、ルーター側の「WAN(またはINTERNET)」ポートにケーブルを挿してしまっているケースだ。このポートはプロバイダのモデムと繋ぐ専用の穴なので、PCと繋ぐ場合は必ず「LAN1〜4」と書かれたポートに挿す。それでも繋がらない場合は、ルーターが「二重ルーター」になっていないか確認する。
Windowsパソコンの場合、基本的にはケーブルを挿すだけで自動的に有線接続が優先される。もし切り替わらない場合は、パソコン内部の優先順位(メトリック値)がズレている可能性があるので、有線LANの自動メトリックのチェックを外し、数値を「1」などに手動設定して優先度を上げてみる。
お使いの「LANケーブルが古すぎる」ことが原因のケースが非常に多く、「Cat5」という古い規格のケーブルは最大100Mbpsまでしか速度が出まない。せっかくの高速回線もケーブルが古いと台無しになってしまうため、ケーブル側面の印字を確認し、古いようであれば「Cat6A」などの新しい規格に買い替えをおすすめする。
まとめ|今日やることは3つだけ

長くなったから、最後にやることを3つだけ整理する。
1. 今のルーターの裏を見ろ
LANポートが何個あるのか、WiFi規格は何か、ラベルに書いてあるので、今すぐ確認。
2. 有線にしたい機器にケーブルを挿せ
ルーター側はLANポート(WAN側じゃないぞ!)、PC側はイーサネット端子。
WiFiはオフにしなくていい。
3. それでも遅い・繋がらない時は、この記事の「原因別チェック」に戻ってこい
二重ルーター・古いケーブル・メトリック値・省電力設定。9割はこの4つのどれかだ。
「無線LANと有線LANを同時に使えるルーターってあるのか?」と検索してここに辿り着いたあなたが
この記事を読み終えた今、もう答えは見えてるはずだ。
あとはケーブル1本、買いに行くだけ。それで明日から、家族全員のネット環境が変わる。
